日本食品標準成分表2020年版(八訂)が公開されたぞ!

 どうも、ギルマスの吉山です。文部科学省のサイトに公開されたぞ!っつても先月の話ですが、最新データを使ってあれこれしたかった諸氏には待ちに待った瞬間であろう。我が栄養ブラウザでもやっぱり八訂のデータ使いたいからダウンロードしたのですが、年末年始のゴタゴタで放置していて最近ようやくデータの中身を覗くことが出来ました。

 収録食品が増えたり欠けてるデータが補完されるのかなぁ?位に思っていたのですが、思ったよりデータ構造が変わっていて栄養ブラウザに組み込むに当たり、嫌な予感しかしない。そこそこ手を入れないと駄目かも。とりあえずメモ。と言うかデータ構造的に変わったところを書いておく。まだ全然詳細を見れていないので成分項目だけ。栄養成分的変更点はよそのサイトが詳しく解説しているので割愛。

 エネルギーはカロリーとジュールの順番が入れ替わっている。風の噂でゆくゆくはエネルギーの単位をKJにするみたいなことを聞いていたので、それの布石か。

 たんぱく質は従来のたんぱく質量とアミノ酸組成によるたんぱく質の順番が入れ替わっている。これはまぁアミノ酸組成によるたんぱく質の方が新しい測定方法によるより確かっぽい値だから妥当。

 脂質はトリアシルグリセロール当量が筆頭となり、コレステロール、脂質の順。これからはトリアシルグリセロール当量が主流となるのか。あと、なんと飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の項目がない。たぶん、別表に移されたのだと思うけど不飽和脂肪酸くらいは残してほしかった。割と不飽和脂肪酸の制限食はあるからね。

 炭水化物は利用可能炭水化物が単糖当量、質量計、差引き法の三種類になっている。結局どれを使えば良いのかわからん。あと食物繊維が水溶性と不溶性の測定上の区別があやふやのでなくなった。分かりやすい。あと糖アルコールの項目が追加されている。糖アルコールは食物繊維でないけどエネルギーが独特だから追加されたのかな?

 炭水化物と灰分の間に有機酸が挟まっている。有機酸は以前はもっと後ろのその他の栄養成分扱いだったが出世したものだ。

 ミネラルは変わらず。

 ビタミンはナイアシンの他に、ナイアシン当量が追加されている。ナイアシン当量はトリプトファンも込みか?

 その他は食塩相当量とアルコールの順番が変わっている。あと、硝酸イオン、テオブロミン、カフェイン、タンニン、ポリフェノール、酢酸(これは有機酸に統合か?)、調理油、重量変化率がざっくり削られている。確かに気にしたことないもんね。

 あと、18番目の食品群が調理加工品類から調理済み流通食品に名称が変わって調理済み食品が増えています。個人的にはあまり使う機会があるとは思えないのですが、わざわざ新設しているあたり需要はあるんでしょうね。

 ざっくり書きましたが、栄養ブラウザを対応させるの結構かかりそうだ。まぁ文部科学省のデーターベースもまだ対応していないようだし多少時間がかかるのは許される気がする。

 

作成者: Guild master

40歳を過ぎて突如管理栄養士を目指すおじさん。 ゆっくり加齢(Lazy-aging)の実践者。 食と健康に関連した情報を発信するとかしないとか。

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